EX11/26(UL11/26は飛ばされてる)

 【純夏】「う、うるさいなー! 明日は頑張るよっ!! 何が食べた
 いか教えなさいっ!!」

 【武】「何命令してやがるんだ!」

 【純夏】「いいから言えっ!」

 【武】「バカか……」

 【純夏】「なにさ! さっきの変なタケルちゃんのこと、バラしちゃう
 よ? いいの?」
 
 【武】「はあ? 変なオレ?」

 【純夏】「とうとうあっちの世界に旅立っちゃったってこと、ばれても
 いいの?」

 【武】「何言ってんの?」

 【純夏】「とぼけたってダメだよ!」

 【武】「いや〜、何言ってんだかしんねーけど、とりあえずもうバラし
 ちゃってるよな?」

 【純夏】「あ……」

 【武】「お前の方こそ、意味不明なこと口走って旅立っちまったんじゃねーの?」

 【純夏】「そんなことないよっ!」

 【武】「まあいいや。
 お前はいつでもそういうやつだよな」

 【純夏】「むっかー!!」


EX11/27

 【武】「あれ? 夕呼先生……」

 【夕呼】「あら白銀、ちょうど良いところにいたわ」

 【武】「……嘘ばっかりだ」

 【尊人】「呼びに来たんだね、確実に」

 【夕呼】「ちょっと顔貸して」

 【武】「あ"〜〜、ボク、テスト勉強しなくちゃいけないんで……」

 【夕呼】「欠席にするわよ?」

 【武】「先生の頼みとあれば、仕方ないですね」

 この人が影の権力者だってことは、球技大会で実証済みだしな。

 【夕呼】「どっちかって言うと、アンタの頼みなんだけど」

 【武】「はい?」

 (中略)

 【武】「せんせぇ〜〜……お、終わりましたあ〜〜」

 【夕呼】「ご苦労」

 な、なんでオレがこんなこと……。

 【夕呼】「う〜ん、さすがに紙で印刷すると大量ねえ……」

 (中略)

 【武】「よくわかりませんけど、これこの間言ってた先生の理論です
 よね? 超並列処理回路がうんたら……って」

 【夕呼】「そう」

 【武】「思いっきり私用じゃないですか! そんなのに付き合わせな
 いで下さいよっ!」

 【夕呼】「それはこっちのセリフだってば」

 【武】「はあ?」

 【夕呼】「とらいえず終わったのよね?」

 【武】「ええ、終わりました」

 【夕呼】「じゃあ手ぇ出して?」

 【武】「は?」

 【夕呼】「いいから出しなさい」

 【武】「はあ……」

 【夕呼】「はい、これは何?」

 【武】「マジックですね……」

 【武】「あ!」

 しろがねたける

 【武】「ちょっと先生! 何すんですか!」

 【夕呼】「洗ったらテスト欠席」

 【武】「んなバカなー!」

 【夕呼】「そんじゃ、お疲れ様」

 【武】「うわー、超理不尽だ!」 


EX11/29

 【純夏】「物理も自習だって。
 今度はうるさくしないでよ!?」

 【武】「……質量Mのオニール型スペースコロニーが地球に落下す
 る際に持つ運動エネルギーを陸地の破壊に使ったとき……なんだ、
 この問題は!!」

 【純夏】「だからうるさいよーー!!」

 【冥夜】「迷惑だぞ」

 【武】「この問題の方が迷惑だ!」

 【冥夜】「なにが不満なのだ?」

 【武】「なにが不満か? ふっ、あえて言えば、この問題だ」

 夕呼先生、試験にはこれとひょぼ同じ問題を出すなんて……マジか
 よ……。

 【武】「なになに? 本州島を地球上から消し去るためにはどれだ
 けの速度と核燃料が必要か?」

 …………。

 【冥夜】「戦争でもする気か?」

 【武】「……先生に聞いてくれ」

 【純夏】「……本当にこんな問題出るの?」

 【武】「夕呼先生のことだから出すんじゃねぇの? 多分本番じゃ、
 南米になってると見たね」

 【純夏】「やりかねないとは思うけど……」

 【武】「本州島の面積を以下として、さらに単位面積あたりの破壊に
 必要なエネルギーを…………」

 あのひとはなにをしたいのだ?


EX12/10

 【夕呼】「特に鎧衣なんて3桁叩き出しちゃったわよ? わかる?
 100点満点で3桁! えらいわね〜〜、頭撫でたげるわ」
 
 【尊人】「や、やったああ!!」

 【夕呼】「ところであんた、佐渡島に恨みでもあるの?」

 ……そういや、本番のテストの時は、消滅させられてたのは佐渡島
 だったな。


EX12/16

 純夏がゲームガイをあげて、
 ソフトは

 【武】「オレが思うにだな……サッカーはたまで、F−0.1が彩峰、
 エネルギアチョビット・ゲームガイは尊人ってところだ」

 【純夏】「すごいよっ!! 大当たりだよっ!」

 ってな会話からして、以上の通りだろうし、
 そしてそのソフトはUL編で武が持っているソフトと一致している


UL12/24 夕呼との会話→夕呼エンド
 
 【夕呼】「あと……あと一歩だったのよ……理論はできてた……あ
 と一歩だったのに…………」

 【武】「…………」

 【夕呼】「どうしても大きさの壁を越えられないっ!!!」

 【武】「せ、先生!?」

 【夕呼】「あたしのせいじゃない……時代が追いついてないだけじゃ
 ないのさ……おまえ等が無能なだけじゃにのさ……」

 【武】「一体……何があったんですか?」

 【夕呼】「戦術機なんてデカブツ作れるクセに、半導体150億個の
 並列処理回路すら手のひらサイズにできないわけっ! え! ど
 うなのさっ!!」

 【武】「…………」

 【夕呼】「それがあたしのせいだって!? 理論に無理があるぅ?
 あたしの理論に無理があるんなら、白銀ッ! おまえはどっから来
 たってえのッ!?」

 【武】「――!?」

 【夕呼】「あたしの理論はねぇ……どれもこれも全部正しいのよ……
 そうでしょ? そうだって言いなさい、命令よ!」

 【武】「……それは……」

 【夕呼】「……なんちゃってぇ……こんな酔っ払いの命令なんか聞か
 なくていいのよ〜〜ん」

 【武】「先生は正しいと思いますよ」

 【夕呼】「…………」

 【武】「オレの知っているふたりの夕呼先生は、どっちもとんでもなくプ
 ッ飛んだ人だけど……天才だと思ってますから……マジで」

 (中略)

 【夕呼】「クリスマスってのはねえ……ふたつの意味があんのよ…
 …わかる?」

 【武】「え? ……いや……その……」

 【夕呼】「ひとつは、ひとりの子供が人類に夢と希望を与えた日」

 【武】「…………」

 【夕呼】「もうひとつはねぇ、大人が子供に夢見させる日」

 【武】「…………」

 【夕呼】「サンタがこんなんじゃあ、アンタも夢なんか持てないでしょ?
 早く戻って夢の続き見なさいよ」

 【武】「……最初の意味はどこいったんですか。
 やっぱり何かにたとえないんじゃ……ないですか?」

 【夕呼】「……あたしは……聖母にはなれなかった…………とでも
 言っておきましょうか」

 【武】「……どういう……意味ですか?」

 【夕呼】「戻りなさい…………時間は普遍的なものじゃないの……
 いつこの時間が奪われてもおかしくないってことは……あんたが一
 番知ってるでしょうが」

 【武】「…………」

 【夕呼】「……聖母にはなれなかった…………けど、それでも……
 ……」

 【武】「…………」

 【夕呼】「それでも世界は並んでいる…………」

 世界は……並んでいる……?

 【武】「な……なんですか……それ?」

 【夕呼】「あんたがそれを証明してくれた……あたしの理論を………
 …今はそれだけで満足するわ」

 (中略)

 【武】「聖母になれなかったことと……半導体が150億個の並列なん
 とか……そのほか全部……ひとつに繋がるんですよね?」

 【夕呼】「…………」

 (中略)

 【夕呼】「あんたなんかに、あたしの気持ちは理解できないわ……」

 【武】「でも、先生のことをわかってる人間……ってことにはなります
 ……」

 【夕呼】「…………」

 【武】「オレが別の世界からやってきた人間だってこと、知ってるの
 は先生だけです」

 【夕呼】「……そうね」

 【武】「はっきり言って、先生がオレの気持ちを理解しているとは思
 いません。
 でも、安心できます」

 【夕呼】「…………」
 
 【武】「何だかわかんないけど……オレは先生の理論を証明した人
 間なんでしょ?
 理解できると思ってもらおうとは思いませんけど、オレがいたら安心
 できませんかね?」

 【夕呼】「…………」

 【武】「先生は違うのかもしれないけど……オレは……自分を認め
 てくれる人がいれば嬉しいです」

 【夕呼】「…………」

 【武】「純夏のいないこの世界、全然平和じゃないこの世界だけど、
 オレが生きてってもいいかな〜……とか思えるのは……」

 【夕呼】「……いつか覚める夢だからでしょ?」

 【武】「オレの正体を知っている人がすぐ傍にいて、それを知らなくて
 も受け入れてくれる奴らがいるからです」

 【夕呼】「…………」

 【武】「207小隊のみんながいなかったら、オレは先生にすがるし
 かないみっともない生活していたと思うし……」

 【夕呼】「…………」

 【武】「先生がいなかったら、オレはこの世界の誰とも交流を持てな
 いまま、ただBETAに怯えてたと思う……」

 【夕呼】「……そ」

 【武】「究極の選択です。
 もしもどっちかしか選べなかったら…………オレは、先生がいる方
 がいいんです」

 ※他のULのエンディングだと、UL世界の冥夜たちの誰かを愛することで、
 自分はそのUL世界にいることが出来る……っていってることから、
 この時点で、ある意味UL世界の冥夜たちとは決別しちゃってる
 
 そして、ある意味純夏がいなくちゃダメなんだとも言っている
  


 



 

 実は3年前から……ラグランジュ点で移民船団が建造さ
 れていたのよ……

 ――は?

 ……それに乗って、太陽系外に脱出するんだって

 ……え?

 ……脱出って…どこに……?

 蛇遣い座のバーナード星系にある適合度AAの地球型惑星……距
 離は約5.9光年。
 約55兆8140奥キロメートルの彼方ね。

 ……地球型惑星……5.9光年って……いったいどうして……!?

 私のプランが失敗したときのために……別のプランが進んでいたの
 よ……

 ……別のプラン?
 
 オルタネイティブ5という名の……地球の歴史に終止符を打つ計画
 が……とうとう始動したのよ

 そ……んな……

 脱出できるのは多く見積もっても……十数万人がいいところでしょ
 うね

 あ、あとの人たちは!?

 …………地球に置き去り

 そんなバカな!? たった……十数万人!?

 …………

 な、何とかならないんですか!?

 本日付でオルタネイティブ4は破棄……5に接収。
 あたしも、おまえも、おまえ達も……明日からの居場所は……知れ
 たものじゃない

 な、何なんですか、そのオルタネイティブ4って!

 …………そんなこと聞いてどうするの?

 どうするって……。

 ……あたしをもっと……もっともっと滅茶苦茶にしてよ! ………
 …そうしたら口滑らすかもよ…………

 ―シーン切り替え―

 【武】「……ひっく……ぅい〜」

 へ……へへ……。

 オレ達のやって来たことって……何だったんだよ……。

 何のために頑張って……来たんだよ?

 どんなに戦術機うまく操ったって……

 どんなに一生懸命婆さんの家を守ったって……何の意味もねぇじ
 ゃん……。

 ――後少しだったのに

 いくら夕呼先生がそう言って悔しがったって、その少しが足りなけれ
 ばどうにもならない。

 【武】「あははっ……ははははっ…………」

 あ"〜〜〜……初めてあんなに酒かっくらったよ。

 酔っぱらっちまったよ〜〜〜。

 結局おるたね4が何だったのか……夕呼先生は最後まで
 口を滑らせなかったな……。

 けど…………人類が地球に留まるための最後の手段だったに……
 違いない。

 …………くそっ!

 ……くそっ!

 【武】「くっそおお!!」

 【純夏】「もう〜〜、タケルちゃんお酒なんか飲んでー!」

 【武】「うるせーよ、バカ」

 【純夏】「いつになったら帰ってくるの?」

 【武】「…………そろそろ潮時かもしれねーな」

 【純夏】「帰っておいでよ……」

 【武】「ああ……帰りてぇな……」

 何だか……帰れるような気がする。
 今なら帰れるかもしれない。

 ……目を瞑って、体の力を抜いて、じっ…………として……。

 帰れる……目を開ければそこはオレの部屋だ……夢から覚める
 …………帰るんだ…………

 ………………。

 …………。

 ……。
 
 (暗転)

 207小隊所属の全訓練兵に告ぐ、至急75教室に集合せよ。
 繰り返す。207小隊所属のの全訓練兵に告ぐ、至急75教室に集合せよ。

 (暗転)

 muv-luv Unlimited

            End




EX11/10
 夕呼先生が武を轢くシーン

 【武】「先生、おはようじゃないッスよっ!」

 【夕呼】「朝から星になるなんて、言い技持ってるじゃない?」

 【武】「いつかどこかで聞いたようなセリフだ……」

 【夕呼】「ん〜〜、ビンビンしてるわねぇ……背骨粉砕されてたりしない?」

 【武】「……されてたら生きてません」

 【夕呼】「……白銀の身体に対する進入角度が甘かったのかしら?
 それとも路面の傾斜角が……」

 【武】「こ、こ、殺す気だったんですかっ!!」

 【夕呼】「大丈夫大丈夫、死なないから」

 【武】「あのですねぇぇぇぇ!!」

 【夕呼】「それじゃあね」

 【武】「くっそー……」

 【純夏】「相変わらずだねー香月先生」

 【冥夜】「私には、殺意にも似た気配が感じられたのだが……」


EX11/26

 【純夏】「止まれー! 待てー! ていうかまってよ〜〜!!」

 ウケケケ……

 【純夏】「んもー! クツ投げるぞ〜〜〜!!」

 テンパッてる、テンパッてる。

 【純夏】「待ってったら待ってったら待てーーーー!!」

 【武】「待つかよバ〜〜……」

 【純夏】「うりゃああっ!!」

 おわっ! ホントに投げやがった…………

 【純夏】「ありゃ……しっぱい……えへへ」

 えへへじゃねぇ。

 【武】「マジで投げるバカがいるかよ……ったく」

 大体、どこ狙えばそっちに飛んでくんだ?

 【純夏】「はあ……はあ……はあ……ひとりで行っちゃうからだよ…
 …置いてかないでよ〜〜」

 【武】「ったくぅ……」

 仕方ねぇなあ……。
 身の程知らずの強気は昔っからだよ。
 すぐ負けるクセによ。

 【純夏】「タケルちゃん、クツ持ってきて」

 【武】「なにおう!?」

 まだ強気出来ますか!?

 【純夏】「持って来てったら持ってきて!」

 【武】「…………ったくぅ」

 ま、ほどほどにしといてやるか……。

 【武】「えーっと……クツはどこまで飛んでった?」

 ……ころん。

 【武】「……?」

 ……今、クツがこっちに転がってこなかったか?

 【純夏】「どうしたの?」

 …………そんなわけねぇか。


EX10/22 登校時に純夏の持っているぬいぐるみについての会話

 【純夏】「これは、ウサギさんだよ! それに薄汚いなんて言わない
 でっ!」





真・マブラヴネタバレスレ2より転載

832 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2003/03/05(水) 22:36 ID:???
【武】「夕呼先生−っ」
【夕呼】「あ……白銀。
質問なら受け付けないわよ」
【武】「築地って、D組の築地のことっしょ?」
【夕呼】「…………っ」
……こ、こわっ……。
【夕呼】「……誰に聞いたの、それ」
【武】「名前呼んだの、夕呼先生じゃん……」
【夕呼】「……そうね。そうだったわ」
【武】「で? 何でその猫が築地なんですか?」
【夕呼】「…………知りたい?」
【武】「教えてくれるんですか!?」
【夕呼】「学問の進歩は、大胆な仮説と実験によって築かれていく」
【武】「…………」
【夕呼】「この世界はすべて確率から成り立っているのよ。
その構成の系統を紐解けば、人は別の世界へ旅立つことができる」
【武】「はあ」
【夕呼】「無限の可能性は、それがひとつひとつの世界としてこの世界に存在しているのよ。あたしたちが今暮らしているこの世界は、そのうちのたったひとつでしかない!! 恐竜がいる世界があるかもしれないし、地球が存在しない世界もあるかもしれない。そのすべての可能性は否定できないわ!!」
【武】「いや、力説されても、わからないんですけど」
【夕呼】「すべての可能性はこの世界に平行に並んでいるのよ!! そして、あたしはそれを立証しようとした」
【武】「……それが、猫?」
【夕呼】「どうやら、築地が猫の世界がどこかにあるらしくて、その因果を連れてきてしまったようだけど」
【武】「−−はあ?」
自分が猫だっていう、パラレルワ−ルドがあるとは、イヤな感じだな。
【武】「けど、どうやったんですか?」
【夕呼】「よくぞ聞いてくれたわ!」
【武】「いえ、やっぱ聞きません」
【夕呼】「待ちなさい」
【武】「うげぇ」
【夕呼】「この世のすべては確率として成り立っている。
白銀が白銀の形をしているのは、たまたまそういう形に収束したからよ。そしてそれはそのものとそれを取り巻くもの達によって構成されている」
【武】「体力の限界、引退します」
【夕呼】「ならば、人の形に収束する前の状態に戻してやるとどうなるか? そう、それはまだ確定する前の確率の状態に戻るということなの」
【武】「おかあさ〜〜〜ん!!」
【夕呼】「確率の状態に戻したあとで、それを再び具現化させるのは、そのものと、そのものを取り巻く意志! その結果、築地は猫の形に収束してしまった! わたしは別に猫のことなんて考えてなかったのに! そこであたしは考えたわ! これはやはり、別の世界からの干渉があって、その力が築地を猫の形にしたのよ! そうよ! 絶対にそうなんだわ!! 因果は世界を移動しうるのよ!! あたしの因果律量子論はやはり完璧だった!!」
【武】「恐いよ〜〜〜」
【夕呼】「……まあ、そういうことよ」
【武】「…………」
【夕呼】「あたし、忙しいから、じゃ」
…………。
可愛い子猫はストラトスに積まれて行ってしまった。
一体何がどうなってんだ?
834 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2003/03/05(水) 22:39 ID:???
【夕呼】「聞いてよ! 聞いてよ!! すごいこと思いついちゃった」
【クラスのみんな】「…………」
【武】「…………」
うん、誰も聞いてないね。
【夕呼】「ちょっと、白銀聞いてるわけ?」
【武】「はい、聞いてます」
【夕呼】「昨日さあ、プレスタ2のクソつまんないRPGやってたら、思いついちゃったのよねぇ」
【尊人】「この話、長くなりそうだね」
【武】「おう、オレもそう思った」
【夕呼】「モ−ションキャプチャ−あるじゃない? 人間の動きをキャプチャ−出来るなら、思考そのものもやっちゃえばいいのよねぇ」【武】「…………」
【夕呼】「これを完成させれば、人間と同様の思考を持つ、究極の並列コンピュ−タ−が完成するわ」
【武】「……並列コンピュ−タ−とはなんですか?」
【千鶴】「ちょ、ちょっと白銀君、聞いたらだめよ……長引くでしょッ!?」
【夕呼】「従来の並列コンピュ−タ−はこうよ!」
【夕呼】「通常、機械はひとつの半導体で情報を処理しているわ」
【夕呼】「並列コンピュ−タ−は複数個の半導体により、情報を処理、それを統合して結果を算出してるわけよ」
【武】「これって、物理か?」
【尊人】「さあ、どうかな?」
【夕呼】「そこ! しっかり聞きなさい! 試験に出すわよ!」
【武】「−−うそっ!」
【クラスのみんな】「げえええええ〜ッ!?」
【夕呼】「聞いてないと出すわよ」
【武】「……わかりました」
【夕呼】「ひとつの半導体でやるより、複数個の半導体で同時に処理した方が、早くて効率がいいってわけよ。
これが並列コンピュ−タ−ってやつ」
【夕呼】「ちなみに、人間の脳の働きは、まさしくこれ! 並列コンピュ−タ−を極めて行けば、いずれ人間とまったく同じ思考能力を持つコンピュ−タ−が完成する」
……アンドロイドってやつか?
【夕呼】「けどねぇ〜、まあ、人間の脳細胞の数を考えると、それと同数の半導体を用意して並列処理をかけるのは現実的じゃないわ」
【武】「……ふむ」
【夕呼】「すわなち! これはボツよ!! こんな考え方はすでに古いわ!!」
【夕呼】「ここであたしの天才的なひらめきが必要なわけよ。
次の世代を担うのは、これよ!!」
……ヘタクソな絵だな。
【夕呼】「そもそも機械に人間の真似事をさせようという発想が間違っているのよ」
そうなのか〜〜〜、あはは…………。
【夕呼】「並列処理の概念が出る前に、すでに従来のコンピュ−タ−があったからといって、その進化系で新しいものが生み出せるわけがないわ」
【夕呼】「進化ではなく、革命が必要なのよ!!」
……今日はいつになくノリノリだな…………。
そんなにすげぇ話なのか?
【夕呼】「これからはそのままコピ−すればいいの! 細胞の集合体とはいえ、脳も結局はひとつ! だから、無理して半導体を何億個も並べる必要はないのよ!!」
ブレインキャプチャ−ですか?
【夕呼】「バカのひとつ覚えで、数を増やせば良いってもんじゃないのよ!」
【夕呼】「そう、これよ! これなのよ!!」
天才となんとかは紙一重どころじゃないよな?
むしろ、イコ−ルで繋げてよし!!
【夕呼】「因果律量子論に続く、あたしの新理論! こんなんでノ−ベル賞もらえるんだから、チョロいモンよね〜〜」
ノ−ベル賞か、そりゃすげぇ。
【夕呼】「さっそく論文にまとめるべきね。
そういうわけで、残りの時間は自習!」

【武】「何でそんな脳みそなんかにこだわってんだ!?死んじまってもいいのかよっ!」
【霞】「守らないとなくしてしまう」
【武】「なにを!」
【霞】「タケルちゃんにはわからない!」

368 名前:名無したちの午後 投稿日:03/03/10 22:19 ID:tLYEX2dl
夢を見た 平和の意味も知らず、無邪気に暮らしている人々の夢を

夢を見た 命を危険に晒しながら、守るべきものの為に生きる人々の夢を

夢と現実の境界は、目覚めたときに見えたものをどう感じるかだけだ

それを区別できるのは神様だけなんだろう

だけど、俺には何かができたんじゃないかと思う

この世界に俺がきた意味は、そこにあったんじゃないかと思う

これが避けられぬ運命だったのなら、この世界で俺という存在は何だったのか


悲しい別れも、人類の運命も、そして自分の運命も、俺には変えられたんじゃないかと思う

守るべきものを、本当に守りたいという強い意思が最初からあったなら

俺には、誰にも出来ない事ができたのかも知れない、そう思う

だから だから せめてこれから 生きて、生き延びてすべてを守ろうと思う

誰もがあきらめたこの星を守り抜きたい、そう思う

残された人々を、残された思い出を、そして愛する人を

命をかけて守る 俺は何かができるはずだ その力があるはずだ

人類は負けない 絶対に負けない 

俺がいるから 俺が いるから

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
本スレに貼られたのを貼りました。
書いた人、御苦労様です。